2007年3月 9日 (金)

『99%は営業で決まる!』

いやはやこのブログ、久々の更新である。笑っちゃうことに自分で入り方を忘れてしまうというテイタラクで、もートホホと言うほかない。

さて、本日の本は『99%は営業で決まる!』森田勉著。

森田さんて?!そうでしょ、そうでしょ。

無理もない。

書いてるワタシだって、「森田さんて?」だったのだから。

森田さんとは、あのブランド王ロイヤルの森田勉氏なのです。

ほら、あの白手袋に盛り上がったリーゼントヘアの名物社長。TVか何かで見たことあるでしょ。あのクセのありそな、森田社長の本です。

副題に<自分を売り込んでツキを呼ぶ方法>とある。

さらに表紙をめくると、カバー裏に<・人の3倍稼ぐ・イヤな仕事から片づける・机の上が片付いている・財布を毎年変える・疲れたときは休む・遊びの達人>とリーゼント社長が初めて語った成功法則の数々。

ウーム。

あのアクの強い風体と違って、おっしゃっていることは意外と「まとも」でビックリ。

これでもか、のご自分の成功体験の羅列で、チョコッとウンザリなさる方も出るかもしれませんが、元ホテルマンの出身という森田氏、ホテルオークラ時代には、ひと夏に2400泊の予約を取ったとか、センチュリーハイアットでは自分の顧客で宴会場を埋め尽くした、とか、まあ、スゴイの一語。

ワタクシの場合、ここは成功者のご託宣に素直に抵抗もなく聞き入りましたけど。

森田氏の好きな言葉は「人生と仕事は格闘技」とのことだが、それが氏の全ての行動規範の基になっている。でいて<デキる営業マンの身なり、7つ道具>の章で、元ホテルマンらしく「●鼻毛は出ていないか●口臭はしないか●爪は伸びていないか・・・などなど」以外と相当に細かい。

成功の道は、細心に!そして大胆に!!まさしくそれを地で行っている。

脱サラ後、不動産中古物件の仲介、ブランド物商いといろいろな事業を経て来ているが「チンケな商売」とバカにされても、地道に不動産仲介に徹し、不動産エリートを気取り10億20億の物件の話をしていた人間たちは皆バブル後<バブって>潰れてしまったという。

当方なども学生時分、そこそこのレストランでバイトしていたことがあったが、当時一般的バイトの時給が200円の頃だ。その頃バブル不動産屋が夜食を取りに来た。サーロインステーキ6000円が残業食だと。

挙句に半分残して、足は西部劇のようにテーブルの上に投げ出す。当方まだ20代前半の頃に相手は40代位だったろうが、ガラの悪さ、驕った素振りに何ぼか張っ倒してやりたかった記憶がある。

いやはや横道に逸れたが、森田氏のマトモサに感動したものです。世にビジネス成功本はあまたあるが、今までの氏へのイメージを払拭する地に足の着いたビジネス指南の書として、一読の価値ある本ではあります。

☆★☆ブランド王ロイヤルのホームページも覗いて見て下さい。

ま、垢抜けない印象が残りますが、これも独特な氏の計算された戦略と思えば許せますね。

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2006年12月 6日 (水)

『現場主義の知的生産法』

ちくま新書の1冊であるが、同書の表紙裏コピー文に『現場には常に「発見」がある!国内5000工場、海外1000工場を踏査した”歩く経済学者”が現場調査の勘どころを初めて明かす。』とあるが、この本では、<実際に行ったモンゴル2週間40社調査をケースに>海外調査のルートづくり、インタビューのポイント、結果のまとめ方などを披瀝している。

途上国での調査の難しさ、生活上の注意など、その現場ドキュメントとして読んでも面白いが、バリバリの深い経験の豊かさは判るが、書きぶりの強引さがやや鼻について途中までは閉口したが、本全体を通じては、著者の『現場は刈り取るだけではなく育てるもの』という信念と実行力が圧倒的で、やがてはヒシヒシと共感させられてしまった。

パソコン音痴ぶりも披瀝していて、また書類の整理法などでも<おととと、エライアナログ!>。今どき何たること???とビックリしてしまうが、著者は一向にひるまない。チマチマとパソコン整理術を自慢して、業績ではさしたるものがない、という輩とは一線を画して『社会に有用たる学問とは何ぞや?』この一点に絞り込んだ生き様・哲学の骨太さの前には、小手先の<パソコン>なんぞ、小せえ、小せえ・・・・・・・。

今現在学生の方には、この本で学問への立ち向かい方を学んで欲しい。また、今社会の第一線の方々には、自分は何で社会に貢献出来るのか?それを見つめ直すきっかけになる本でしょう。定年を過ぎて第一線を退いた方々にも、今一度熱き血潮がたぎること受け合いの、新書ながら、<価値ある大部>の一冊であります。

●『現場主義の知的生産法』 関満博著 ちくま新書340  2002年4月第一刷

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2006年11月29日 (水)

武士の一分

今朝、水戸のシネコンの新聞折込チラシが入りました。

「犬神家の一族」ヘェーー、昔あったけどまたやるんだー。「硫黄島からの手紙」ふむふむ。「名犬ラッシー」???これまた古いね。リメイク版なのでしょうが、アイデアないのかね!?なんて見ておりましたよ。

桃井かおり初監督作品、「無花果の顔」、桃井を除いて出演者の一番最初に、山田花子、次いで石倉三郎、高橋克実、なるほどねーーーー。

武士の一分」12月1日からロードショー。木村拓哉主演、山田洋次監督作品。

武士の腰あたりのアップ写真。両手を交錯させた手が刀を摑んでいる。ちょうど画面センターに刀の柄がアップで、横一文字に写っています。

バックには葦だか、ススキだかが画面一杯に。色は夕方なのでしょうか、セピアに近い茜色。グッっと、緊張が走る一瞬!!

で、でも、その刀の柄にとまる二羽の小鳥、

どう見ても、「文鳥」なんですけどーーーーーーーーーーーー。

ペットの小鳥。

緊張が走る「武士の一分」のスチール写真、色相はいいと思うんですけれど、

なぜ?文鳥なのかが解らない・・・・・・・・・・。

(かなりマジに撮ったと思われますが、ふざけている様にしか感じられないワタシの方が間違っているのでしょうか?)

●このブログは書評欄としてスタート致しましたが、別のブログに書くつもりのものを間違   えてここに書いてしまいました。ま、お許しいただくほかゴザイマセン。

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2006年11月26日 (日)

『使える読書』

そうでなくたって食傷ぎみのところへ、この10月に朝日新聞社から朝日新書なるものが創刊された。

まずはその皮切りに12冊が刊行され、そのうち3冊を読んでみたが、『使える読書』齊藤孝・『妻が得する熟年離婚』荘司雅彦・『情報のさばき方』外岡秀俊この3冊、なかなか読み応えがあり、感服させられた。

『新書365冊』宮崎哲弥もセブン・イレブンに発注済みだが、楽しみな1冊。ともすれば朝日のバイアスのかかり方が当方など気がかりなところであったりするのだが、さすが日本の知的水準をリードするところは自他ともに認めるところであり、ま、脱帽しかない出来栄えの駒ぞろえですな。

さて今日は、そのうち『使える読書』齊藤孝著。

タイトルが<使える読書>とあり、51冊の本が漸次紹介されているのだが、さてどう使える読書なのだか?という感がある。元は週間AERAに連載のコラムが元というが、当時も「書評じゃない!」という批判もあったらしいが、氏のノリ、パッション、その縦横無尽な本選び、筆遣い、<この>本の読み方にこそ真骨頂があるのだろう。

序章に「取扱説明書」なる氏の読書論があるが、ここに『使える読書』のエッセンスすべてが披瀝されている。ま、ここを読めば氏の『使える読書』論はチャンチャン一巻の終わりであり、後は長々51冊を使った余興あるいはサービスタイムなんである。

表紙の裏に『ただ物語りを追って、「面白かった」「つまらなかった」というだけの読み方からは卒業しましょう、「筆者渾身の一行」を摘出する齊藤流読書術・・・・・・(略)』この指摘がこの本の極意。

51冊を一語で評しての<あのころ力><萌える力><オカン力><浣腸力><クンクン力><凸凹力><なだめ力><助平力>などなど、煌びやかな表現力、上・下・下半身へと広がる地平の広大さ、氏のイメージとしての品行方正さとは異なり、清濁併せ呑む齊藤山脈の高さを思い知った本でした。

でなきゃ文学部教授なんて言ってらんないっしょ、的な本でしたね。

●アマゾンの書評を読むと、結構ボロッカス!な評も目立ちますね。私的にはこんなもん  じゃないかな・・・と思いますが、営々とファンとして読んで来た方には、書きすぎデスヨ!的落胆があるようですね。和田秀樹氏の本の荒れ方同様な・・・・・。ま、隈が出るほど<かきすぎ>は何にしてもイケマセン!のココロなのでしょうね。

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2006年11月22日 (水)

『深き思索 静かな気づき』

先日のテレビで、ブログに毎日1冊書評を書いている方のドキュメントが放送されました。

千葉県八千代市にお住まいで、東京天王洲アイルまで通勤されているサラリーマンという方でしたが、それはもう涙ぐましい努力の結果なのでした。

朝3時半頃に家を出て一番電車で東京に向かう車内が読書タイム。その車内で1冊読了して、朝8時半頃までに仕事を一通り片付けた後、(並の社員が出勤してくる前に)1階の喫茶ルームかなにかでコーヒー片手に、昨日読んだ本の書評を書く毎日なのだとか。

ウィークデーの5日間毎日というブログはあるらしいのですが、それこそ7日間毎日書評というブログは、この方のが唯一と言います。今ではそこに目を付けた出版社からのオファーも舞い込む人気と言いますが、このレベルは他の追随を許さない域で、朝3時半出勤というところからすれば、ご本人が良しとするならそれはそれで宜しいのでしょうけれど、何かを犠牲にしているのでは、と凡人は要らぬ心配もしてしまいます。

さて、当方の今日のお奨め本はと言いますと・・・・・・・・・・・、

●『深き思索 静かな気づき』 田坂広志  PHP研究所  2002年   です。

最近読みましてね。

この著者の最初に読んだ本は『知的プロフェッショナルへの戦略』という本でしたが、中で<知識の流通革命>という指摘がズシリと来ました。インターネット時代に起こるべくして起こるのが、かつての流通革命時の「中間業者の没落」同様に、「専門的な知識」を伝達しているだけの「知的職業と言われていた種族」の排除が必然的に起こる!という指摘でありました。なるほど。次には『まず、戦略思考を変えよ』。これもまたズシリと来ました。現代のドッグイヤーと呼ばれる変化の早さの中、従来の「山登り」の発想でなく「波乗り」の発想を・・・・。トップランナーを追い越す?トップだって必死に走っているのだから、追い越そうという従来の発想ではエネルギーのムダが大きい!などなど。経営戦略の勘所をピンポイントで見直しさせられたように思います。いわゆる<目からウロコ>というやつでありますね。

最初はバリバリの経営論を教示されただけのように考えましたが、単なる流行のハウツー評論家ではなく、現代の哲学者・思想家と思い知らせてくれたのが、上記『深き思索 静かな気づき』でありました。

   緑の森のなかを散策していると、

   ときおり、風が通りすぎていきます。

   木々の間を通り抜けていく風の音は、

   なぜか海の潮騒の響きに似ています。

   その風の音に、心惹かれます。

 (『深き思索 静かな気づき』田坂広志  <永遠の一瞬>から抜粋。)

静謐な時間のなか、真摯にこころを見つめ、世界を見つめ、歴史を見つめ、思索するひとりの同時代人に触れます時、何方にも大いなる自己の解放、前進のための糧となる示唆を与えてくれるものと確信致します。どうぞご一読をお奨めして置きましょう。

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2006年11月 6日 (月)

『会社の「裏」調査』

仕事がら、調査をしなければならない場面が常にある。長らくサラリーマン生活をして来ているから、伊達にメシ喰ってきているわけでもなくて、それなりの下地は出来ているとは思うのだが、何せ何処かの士業事務所での書生生活があるでもなく、とすればどうしても「我流」の域を出ていない<心もとない>意識が常にあるものである。

日経文庫の『企業調査入門』『調査の進め方』などを手元に置いてはいるのだが、『企業調査入門』などは総論としては理解出来るが、はて、当方などの日常業務とは相当な乖離があり、当然にしっくりくるものではなかった。

『最新版 危ない会社の見分け方』帝国データバンク情報部編なる本もあり、社長ほかヒトの視点から、設備投資・取引先・在庫などモノへの視点から、資金繰り・銀行などカネの視点からとそれぞれからの<危ない会社を見分ける視点>を提示するいい参考書もあったりするが、倒産リスクの専門家になるわけでもない。

と、以上のように組織的アプローチをするわけでもなく、倒産リスクの専門家を目指す訳でもない、一個人の士業事務所として日々に業務の精度高いアウトプットを得るため、調査活動の助けとなる何かがないものか?と模索して来た中、このたび9月に出た本が個人士業業務をすすめて行く上で、掌にしっくりくるレベルの好著ではないかな、と思ったものである。

もとリサーチ会社の調査マンとして、長らくこの分野の業務に携わってきた著者が、<企業防衛と個人護身>のために、いち早く<危ない兆候>を知るための情報を得る<術>を紹介するというコンセプトで書かれた本である。(同書「はじめに」より)

「商業登記簿」「不動産登記簿」役所の「業者登録」など特段新しいアプローチ法ではないのだが、この辺は当方らにとっては当たり前の調査法ではある、しかし、当方らの日常的なことの中から指摘し示唆するものは、極めて実用的であり、汎用性があるものと思われるのである。

なかなか地味な本ではあるが、士業の事務所に持つ本としては頻度高い<転ばぬ先の杖>そのものとしてお奨めしておきたい。

●『会社の「裏」調査』鈴木修次郎 株式会社九天社 

2006年9月初版 2000円・別

上記の本の参考文献にもなっている下記の本もなかなかお奨めです。この本は絶版になってしまっておりますが、アマゾンに5冊ほど展示されており早い者勝ち状態ですね。300円(送料別)で手に入ります。

●『危険な会社 安全な会社はここで見分ける!』㈱日本商工リサーチ かんき出版       

 

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2006年10月21日 (土)

『日本の269色』

さて今日は晴れるのかと思いきや、今は鈍よりと雲って来ましたね。

単身赴任で新潟にもいたことがあるのですが、あちらは10月の末頃からだったでしょうか、曇りがちになりやがて11月も半ばを過ぎると雪が降り出し、年明けては雪の本降りの毎日となりました。白一色の無彩色の世界が拡がり3月半ば、下手をすると4月初旬までそうだったような気がします。

●『JIS規格「物体色の色名」日本の269色』 永田泰弘 小学館文庫

当方はサラリーマン時代、通算10年ほども販売促進なる部署でいろいろ広告物を創ったり、チラシを作る業務に従事して来た事もあって、特段に<色彩>に興味・関心がある方なのかもしれない。しかし、現代の商業主義はあらゆる分野に浸透しており、消費者として何がしかの消費をしながら生きているのであるし、また我々が生物として、自分の目という感覚器を駆使して生きている以上、仕事がどうの、ではなくても、色彩の<知識>に普段触れていることも、けっしてムダなことではないと思う。

それで今日のお奨めが上記の本。文庫版サイズ、見開き2ページに4色を掲載したカラー刷り。印刷物は通常4色のインクで刷って、カラーを再現しており、その厳密な色の再現といえば現実的にはどうしても限界があるのだが、紙質も良く通常レベルで把握する分には何ら問題はない出来で印刷されている。

書の中にもあるが、人間は700万とか800万の色を見分ける能力があるそうだが、その全てに色名を持っているわけではない。2001年に改正された日本工業規格(JIS)によって「物体色の色名」269色が<日本の色>として決められたそうだが、それには、日本古来の色から外来の色名までいろいろ。鴇色、つつじ色、桃色、茜色、萌黄、若竹色などなど日本の色。ローズレッド、ローズピンク、ワインレッド、ミントグリーン、などなど外来色の名前・・・・。

ハンデイな文庫。手元において一服の時ペラペラとめくると楽しいし、色彩と心理を考えるのも豊かなひとときになるのではないかな、と思いますが・・・・・。

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2006年10月20日 (金)

『情報スーパー活用術』

今日は業務が混んでおりますので、マクラなしでいきなり本論です。

●『情報スーパー活用j術』 西村顕治 ちくま新書  105

さて本日案内のこの本、1997年4月第一刷の本で絶版になっているのか、残念ながら新本は流通していないようです。

でもアマゾンに7、8冊中古本がありますから、ご興味の湧いた方はお急ぎ下さい。

当然10年近く前の本ですから、<パソコン通信>なんて言葉や古い雑誌名が書かれていて鼻白む部分は出てしまうのでありますが、瑣末なことに拘らず全体を読み通せば十分に今のあなたの背中を押してくれる、充実した内容に変わりはないものと思います。

さて表紙の扉の案内から引用して見ますが、『情報収集や整理に関してはすでに、フリー・ジャーナリストや大学教授によって書かれたベストセラーがあり、数々の提案がなされている。しかし、研究室や書斎、秘書をもたない普通のビジネスパーソンには、必ずしもそのまま活用できるものばかりではない。本書ではあくまでも普通のビジネスパーソンがオフィスや自宅で、自分一人でできる情報収集と記憶のノウハウを提供する。テレビでお馴染み、クイズ日本一の著者が、オリジナリティ溢れる情報活用のメソッドを、初めて一般公開する。』

大学卒業後氏は日経に入社し、記者となる。蔵書1万冊、テレビは1日つけっ放し。自分が寝ている夜中でもそうだという。(ただし音は消して。)クイズ王になるのには、こんなことなのか・・・と本論に関係ないところで感心したが、新聞・雑誌・書籍・テレビ・日常生活・インターネットなど情報収集のための努力たるやおっ恐ろしいばかり。

日経の文化部で映画、読書面の担当もしたというが、一人の人間の<キャパシティ>を覗くと、刺激ビンビンですね。おすすめ!!

今日の新聞広告にも出ている最近出た本、●『知的ストレッチ入門』 日垣隆 大和書房(2006年10月第一刷)も面白いが、その裾野の広さ、探究心の深さでは前書の方が勝っているように思いますね。

すぐに読まなくても、古本しかありませんので急ぎお手元にとお奨め致します。では。

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2006年10月19日 (木)

『ごみを拾う犬もも子』

このブログの最新更新のページ下に、グーグルのリンクが出来る本など3種ぐらい表示されていると思うのですが、これは一切当方とは関わりがありません。

当方が選択したものではありませんので、お断りして置きますね。

頼みもしないのに、いつの間にかリンクが張られておりまして、まったく油断もスキもありません。

さて、本日の本は・・・・

●『ごみを拾う犬もも子』 中野 英明/作  ハート出版 平成18年8月第一刷

この本お察しの通り児童書です。しかも子供用の動物愛護がテーマの本なんですね。

『図書館を使い倒す!』(千野信浩・新潮新書)なんて本も出ているぐらいですから、図書館に行かれたら、子供のコーナーもたまに覗くと面白いですね。

社会科学、自然科学、人文科学なんて子供の本に断わりはないのですが、ま、大人の分類ではそうなるものが、子供用にやさしく書いてあるんですね。

しかもテーマが大人と同じものは、大人用とは真逆なことが書いてある・・・ということはありえない訳でして、簡単にエッセンスがすーーっと頭に入る、という点では、なかなか子供の本とバカには出来ないんです。

あの司馬遼太郎でも、戦国のあるテーマを書こうと思い立った時、よく子供用の伝記を読むことから始めたといいますから。

さて、高齢社会の進行、核家族化などで、動物を飼う家庭が増えているといいますが、人と動物の関係は従来にも増して「関係が緊密化」して来ています。

人と動物の関係をより良くしてゆくために、法律も改正され動物を扱う「業」を取り巻く規制も強化されました。

そんな中、今日の社会を生きる為私達はひとりひとりが、動物たちとの接し方も学んで行く必要があると思います。

そんな時、習うより慣れることが大切。

書籍という間接体験かも知れませんが、まずは、「こころの洗濯」のためにも、児童の本の<愛護のこころ>に接するというのもイイですね。

おっさんの私でも、家内もいないところでひとり静かに読んで、<清らかな?>涙を流すこともあるのでございますよ。

『老犬クー太 命ある限り』ハート出版もいい本です。

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2006年10月18日 (水)

『不良のための読書術』

いやはや、今朝はこのブログに繋がりませんで大分アセりました。

小一時間もすったもんだやりましてね、結局ココログの「メンテナンス中」でやっと安心。

これだからオッサンはヤなんすねーーーーー!!

●『不良のための読書術』 永江 朗  筑摩書房

1997年5月第一刷発行と古い本なのですが、今も文庫となって出ています。

出来たらアマゾンあたりで、単行本を探して読んで頂きたいのですがね。

書名に<読書術>とありますが、読書というより<本の周辺>のあらゆることが語られ

ているのです。

本のこと、本屋のこと、出版のこと、図書館のこと、古本屋のこと・・・・・。

で、読書術といえば、<本を読んで不良になろう!>この一言なんだね、

煎じ詰めれば。

著者の冒頭の1行目がコレ!!

本を読むのに「よい子」や「マジメ」じゃイカン!!これなんですね。

もーー、目からウロコっすよ!!

第2章が「ゴダール式読書法のススメ」というヤツでして、

じゃーーん!<本を最後まで読むのはアホである>ときます!!

これ聞きますとね、私のようなアホでも、気付きますネーーーー。

この本読んでから、身体が軽るーーーーーくなりました。

つまり、少しアホが治ったっつーーーことが自覚的に判りますね。

でも、内容はかなりまともです、<本こそタッチ・アンド・バイ>(本は見る前に買え!)

この辺私もそう思います。

ま、いずれにしても、この本読んでから相当<速読>になれましたね。

効き目ばっちり、本好きの方にお奨めの本っす。

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